さいたま市の放課後等デイサービス「ててスクール」の一番近い中学校は原山中学です。学校公開日でしたので、8組さんの授業参観をしてきました。
最初の授業は「美術」です。
切り絵を使ったカレンダーを作っていました。生徒が作ったカラフルな模様の下地の上に、黒の紙をカッターで切った「切り絵」を張り付けていきます。
この「切り絵」がとても細かい模様になっているのには驚きました。担任の先生に、「生徒が切ったのですか?」とあえて質問したほどです。
この「切り絵」が貼り付けられたカレンダーは、お店で販売できるような出来栄えでした。
次の授業は「国語」です。
百人一首のカルタ取りでした。1つのテーブルに集まってカルタをとりますが、生徒以上に近くにいた親御さんが熱心にカルタを探していました。
2時間の授業を見学してきて、担任の先生が規律正しく生徒を指導し、生徒達もそれに従い行動できていたと感じました。
規律正しいというと、厳しい先生というイメージがあるかもしれませんが、そのような感じではありません。
例えばカルタ取りの授業では担任の先生が、「親御さんも協力してあてたいいですよ。でも自立を促したい方があまり手を出さないでくださいね。」のようなさりげない一言をかけていらっしゃいました。
このような一言があることで、見学に来ていた親子様はどのように接していいのか理解できます。担任の先生は普段から子ども達にこのような言葉がけをしているのだと思います。
この他にも授業の流れの中で気遣いをされている点に気づきました。
生徒達の実力を踏まえた、きめ細やかな指導をなさっているので、生徒達はノビノビとそして楽しそうに授業を受けていました。
写真撮影ができなかったので、生徒達の作品を紹介できないのが残念です。